作業効率が一気にアップ! 増やしておくべきExcel分析の「引き出し」 (1/3ページ)
Excelを上手く扱える人は、仕事が速い。これはパソコン仕事をしている人なら、もはや常識といったところだろう。
近年はインターネット上から様々なデータを簡単に入手できるようになり、専門家以外でもデータ分析を行う機会が増えている。そんなときに、Excelの「引き出し」が少ないと、効率が悪く作業に時間がかかってしまう。
■分析の引き出しが増えれば、データは宝箱に変わる『Excelデータ分析の「引き出し」が増える本』(木村幸子著、翔泳社刊)は、自由度の高い集計や分析をするために必要な「引き出し」を増やしてくれる一冊だ。
基礎から見直したい人のための「数式の操作」をはじめ、売上や予算の分析、販売・顧客データの分析など「やりたいこと」軸に分析機能を取り上げる。基礎から応用まで幅広く網羅してくれているのが本書の最大の特徴だ。
さらにもう一つの特徴は、図表が豊富で解説がわかりやすいことだ。データの視覚化テクニックでは、グラフをフルカラーで掲載している。
データ分析の「引き出し」が増えることで、数字が並んでいるだけのExcelシートはマーケティングに大きな示唆を与えてくれる重要なシートになる。
では、具体的にどんな「引き出し」が増えるのだろうか。本書を少しのぞいてみよう。
●顧客データの管理、細かくセグメントを分けて人数を把握したいときはこれを使え
例えば、顧客データから性別による人数構成を把握したい、男性はどのタイプの会員が多くて、女性はどのタイプの会員が多いのか知りたい、といったセグメントを分けて人数を把握したいときに使えるのが「COUNT」で始まる関数だ。
これは、何らかのデータが入力されたセルの数を数えたり、逆に空欄になっているセルを数えたりと、より顧客のデータを立体的に捉えるうえで役立つ関数である。
「COUNTIF関数」これは、特定の条件を満たすセルだけを取り出して数えることができる関数だ。条件を満たすレコードの数を数えるときに役立つ。