中世の古い家で見つかった魔術用隠し部屋(イギリス) (3/4ページ)
2012年のアイルランド考古学の論文「ウィックローで魔女を捕える」の著者イーモン・P・ケリーによると、魔女は人間の靴のにおいにおびき寄せられと信じられていて、誘われて靴の中に入って来ると、もう出ることができずに捕えられるという。

image by:馬の頭蓋骨も"魔術の部屋"で発見されたもののひとつ
・馬の頭蓋骨はふたつの古い伝統とつながりがある
ケリーとブレディンは、馬の頭蓋骨は古代ウェールズのMari Lwydという正月の伝統と関係があるのではないかと考えている。
この行事は、馬の頭蓋骨のついた白いシーツをまとって、家から家を巡りながら、歌を歌ったり、詩を暗唱したりする。
建物内の捧げものとしての馬に関する論文がある学者の Sonja Hukantaivalは、次のように説明して
いる。馬の頭蓋骨は、魔女のビンなど、その他のものと一緒に建物の中に"物を隠す"という広い範囲の民間伝承と関係があるという。
・魔術の部屋は地獄への通り道へのファイアーウォール
ケリーとブレディンは、階段下で見つかったこれらのオカルトグッズのことをべつに心配してはいない。家自体が16世紀という古い建築物なわけだし、妙な物に出くわすのは慣れているとのこと。
だが、1979年のホラー映画『悪魔の棲む家』は観たことはないのだろうか? 井戸の中に隠された地獄への入り口を見つけてしまう話なのだが。
英国で中世の古い家を改装する人たちは、隠された靴、馬の頭蓋骨、魔女のビンなどをよく見つけるという。