「トリップアドバイザー」ランキング1位!「アドベンチャーワールド」を作り上げた理念経営とは? (2/4ページ)
山本:これが実は難しい質問といいますか、私たちの一番の課題なのですが、自分たちのことを自分たちで説明できないという(笑)。
どういうパークかと言いますと、まずイルカやアシカ、ペンギンなど海の動物のパフォーマンスショーがあって、陸の動物は広大な場所でサファリ形式で見ることができます。あとは、先日生まれた赤ちゃんを含めて7頭のジャイアントパンダがいて、小動物とのふれあいコーナーもあります。あとは小学6年生くらいのお子さん向けの遊園地施設もあります。
特色としては、普通の動物園と比べると、スタッフの数がすごく多くて、お客様と社員の方のふれあいの場面が多くあることだと思います…という風に伝えるとすごく時間がかかるじゃないですか。だから、関東の方に説明する時は「鴨川シーワールドさんとズーラシアさんと上野動物園さんととしまえんさんを足したような感じ」と言っています。
――盛沢山すぎて説明が難しいわけですね。
山本:そうですね。一日で全部回るのは大変だと思います。
――ただ、アドベンチャーワールドは大阪から2時間と、決して立地に恵まれているとはいえません。高い人気を獲得した秘訣は何だったのでしょうか。
山本:ブルーオーシャン戦略で、「私たちでしか作れないものを作る」という目標に向かってやってきた結果だと思います。独自路線でやってきましたが、そこをお客様に評価していただけているのかなという気がしています。
関西圏でも、たとえば大阪の都市部にあるようなテーマパークや動物園、遊園地と同じなら、わざわざ遠くまで時間もお金もかけて行こうということにはならないので。
――この本では山本さんが大事にされている「理念経営」が大きなテーマですが、先代社長のお父様やその前のおじい様の時代は「経営理念」はあったのでしょうか?
山本:明文化されているかどうかというところはありますが、おそらくどんな会社にも理念はあると思います。