「トリップアドバイザー」ランキング1位!「アドベンチャーワールド」を作り上げた理念経営とは? (1/4ページ)
企業にとって経営理念とは未来の方向性を示す羅針盤のようなもの。シンプルかつ明確な経営理念があり、それが社員に浸透している会社は、おのずと組織としての足並みが揃い、大きな推進力をもって事業に取り組むことができる。
この経営理念を何よりも大切にしている会社の一つが和歌山県の人気テーマパーク「アドベンチャーワールド」を運営する株式会社アワーズだ。今回は社長の山本雅史氏にインタビュー。著書『だれもがキラボシ 笑顔あふれるテーマパークの秘密』(幻冬舎刊)につづった、経営理念を土台にした経営について、そして理念を掲げてから組織に生まれた変化についてお話をうかがった。
■「トリップアドバイザー」ランキング1位!和歌山の人気テーマパーク「アドベンチャーワールド」を作り上げたもの――まず、『だれもがキラボシ 笑顔あふれるテーマパークの秘密』を書かれた経緯について、お聞きしたいです。
山本:率直にお話しすると、まず頭にあったのは人材採用をする際、弊社に興味を持ってくださった方々に、理念や思いについて知っていただけたり、社員に私たちの今の考え方や方向性を示せる書籍を作れないかということでした。
就職活動をする時って、色々考えるじゃないですか。それで自分探索をやったりとか、自己分析や業界分析をやったりするわけですけれども、私が学生の皆さんと話して感じるのは、働く場所や業界で仕事を選ぶ方が多いんだなということです。でも、それだと自分のやりたいことと選んだ会社がマッチしないことになりやすい。
悩んでいる学生の方々にとって少しでもヒントになったり、考えるきっかけになる本を作りたいという気持ちもありました。
――山本さんは和歌山のテーマパーク「アドベンチャーワールド」の運営会社である株式会社アワーズを経営しています。アドベンチャーワールドは、旅行サイト「トリップアドバイザー」の「旅好きが選ぶ!日本の動物園・水族館ランキング2018」で1位を獲得した人気施設ですが、どのようなテーマパークなのでしょうか。