初期の人類は冬眠をしていた可能性。遺跡でその痕跡を発見(スペイン研究) (1/3ページ)
人類の先祖は冬眠をしていた可能性 / Pixabay
あまりにも寒い日々が続くと、布団から出るのがおっくうになり「このまま冬眠したい」「目が覚めたら春であれ!」と思うことはないだろうか?
私はあったりなかったり、どっちかっていうとありまくりなのだが、冬眠はクマやリスの専売特許ではなかったようだ。
40万年以上前、我々の祖先も厳しい寒さを乗り越えるため、実際に冬眠していた可能性があるという研究結果が報告された。
・我々の祖先が冬眠していた痕跡が発見された遺跡
世界遺産にも登録されているスペイン北部アタプエルカの遺跡、その1つである「シマ・デ・ロス・ウエソス」(骨の採掘坑の意)という洞窟は、深さ13メートルの穴の下から数々の人骨が発掘されており、考古学的に最重要とされる場所だ。
研究者によると、ここは巨大な墓場であって、かつて意図的に遺体が投棄されていたのだという。そうした遺体は40万年以上前にさかのぼることができ、ホモ・サピエンスだけでなく、初期ネアンデルタール人やホモ・ハイデルベルゲンシスと推測されるものもある。
私たちの祖先が冬眠していたらしき証拠も、ここで発見された。『L’Anthropologie』(11月27日付)に掲載された研究によると、その人骨には、毎年数か月の間、成長が阻害されたことを示す痕跡が残されているという。