「管理する」は間違い!? マネジメントの本当の意味 (3/4ページ)
◇(3)部下の指導スキル
部下を率いる……といっても、ノルマを押し付けることではありません。マネージャーは、部下のやりがいを刺激し、チーム全体を活性化させることが大切です。
人の自発的なやる気を仕事へ向けさせ、企業の利益へ貢献する……それがマネジメントに必要な「部下を指導するスキル」です。
◇(4)自分をマネジメントするスキル
最後に、自分をマネジメントするスキルも求められます。マネージャーは孤独になりがちです。数値目標と部下の気持ち、どちらもひしひしと感じながら、ストレスの発散方法を自分で探していきます。
マネージャーはつらいことも多い役割ですが、自分をマネジメントし続けられれば、どんな波も超えていけます。
■マネジメント力を付けるポイント
マネジメント能力は、最初からあるものではありません。努力して身に付けるものです。私も四苦八苦しながら、いまだにマネジメントの修道者を続けています。
ここでは、私なりの「マネジメント力を付けるポイント」をお伝えします。
◇(1)後輩に「自分と同じになる」ことを期待しない
マネジメントの失敗は、「部下が自分と同じように働いてくれない」と不満を抱くところから始まります。
上司になる前、その社員は「最高の部下」に育っています。そして上司になると、かつての自分と同じ能力を部下へ求めてしまうのです。それは、パワハラの始まりになるかもしれません。
今、すでにあなたに後輩がいる場合、自分よりできなくて当たり前です。それを心して、それでも後輩に頼りましょう。なぜなら、マネジメント力を付ける、かつ上へ行きたければ、まずチームが必要だからです。
◇(2)山本五十六を胸に抱く
かつて日本で元帥海軍大将だった山本五十六は、マネジメントをよく理解していた方でもありました。その山本五十六の言葉に「やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」というものがあります。