あなたを傷つけた誰かを許すために謝罪を待つ必要はない。自分のために囚われた心を開放させることが先決 (2/3ページ)

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・怒りや恨みの感情を持ち続けることによる心身的影響
怒りや恨みの感情を持ち続けることによる身体への影響は実際にある。「傷つけられたり、大きな失望を感じたりすると、肉体的な負担が相当大きいのです」というのは、ジョン・ホプキンス病院の医学博士カレン・スウォーツ氏だ。
慢性的な怒りは、心拍、血圧、免疫システムに強い影響を与え、慢性疾患の危険性が増す。だが、許しにはその逆の影響がある。
だからといって、相手を許せと言っているのではない。許しは、怒り、挫折、失望、恨みを解き放つ内省的行為だ。
「被害者がネガティブな感情を意識的に捨てようと決心するのは、加害者がそれに値するかどうかにかかわらず、積極的なプロセスと言えます」とスウォーツ氏は言う。

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・自分の傷は自分でしか治せない
だから、加害者を許すのに相手からの謝罪は必要ない。許すことで、加害者側が人を傷つけてもいいとか、責任を逃れられると思わせてしまうことになるという考えは捨てなくてはならない。
そうではなく、加害者があなたにしたことが、あなたをずっと不幸な状態にするわけではないのだと、あなた自身に言い聞かせることだ。