オスを必要とせずメスだけで子供を産む「単為生殖」の不思議 (2/5ページ)

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 たとえばカリバチ、甲殻類、トカゲの一部の種は、単為生殖によってしか子孫を残さない。

 一方で、単為生殖をするほとんどの生物は、普段は有性生殖で子供を作るのに、ときおりオスなしでも子供を産んでしまう。ある意味で、より奇妙な話かもしれない。

オオミジンコ
単為生殖をするオオミジンコ image by:istock

・単為生殖のプロセス

 単為生殖で子供が生まれるには、一連の細胞プロセスがつつがなく進行しなければならない。

 まず精子に刺激されることなく、卵細胞が形成(卵形成)される必要がある。次に、卵子が自力で発達をはじめ、初期の胚が形成されなければならない。そこからさらに発達が続いて、ようやく最後に孵化となる。

 どの段階もすぐにダメになってしまう。染色体が倍になったときに、子供が発達するために必須である遺伝子が完全にそろっていなければならない2番目の段階は特にそうだ。

 もう1つ別のプロセスとして、卵子が作られる過程で余った細胞(極体)によって、卵子がフェイク受精することもある。いずれの方法でも、胚の発達によって、母と子の遺伝レベルでの最終的な類似性が決まる。
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