お正月飾りやご祝儀袋…日本の暮らしを彩る「水引」の歴史、種類や使い分け (2/5ページ)
他にも、荷物が(中抜きや略奪などで)開封されないよう縄に塗っておいた黒色毒(詳細は不明)が、荷下ろしで縄をほどくと赤く変色したことから、舶来品の特別感をお祝いごとに採り入れたなどとも言われます。
荒波を越えて、大陸文化を学んだ先人たち。Wikipedia(画像:PHGCOM氏)より。
いずれの説も、大陸から渡来した文化を日本に採り入れ、非日常な特別感を演出するのに用いるようになった点では共通しているようです。
また、最初は麻紐で結っていた水引ですが、室町時代後期になると綺麗で丈夫な和紙が漉(す)ける=作れるようになり、それを紙縒り(こより)にした表面に糊(のり)水を引いて固めたことから「水引」と呼ばれるようになったと言います。
他にも、紙縒りを染色するため、水に浸して引きながら締めたことを語源とする説などもありますが、いずれにしても和紙という材質が深く結びついている点では同じです。
つまり水引という名前は和紙の技術が発達してからつけられたことになりますが、紅白の麻紐を結んでいた時代には、何て呼んでいたのか気になりますね。
水引の代表的な結び方4種類を紹介さて、水引の起源について紹介したところで、水引は結んでナンボですから、以下に代表的な結び方を紹介したいと思います。