今、変わりつつあるお墓の形。どんなお墓が求められている? (2/4ページ)

新刊JP

ただ、実際に相談をするにしても、センシティブな話題であることもあり、なかなかしっかり確認できないということもあるはずです。また、宗教法人が絡んでいて情報がうまくやり取りできないこともあるようで、総じて面倒だな、何が問題なのかわからないんだよねといったことがお墓を話題から遠ざけてしまう一因になっているのだと思います。

――家族が亡くなった際に、葬式はその業者と打ち合わせをしたりしますけれど、お墓はどのタイミングで誰と話をするのでしょうか。

樺山:これまでであれば、自分の家のお墓がある方が多かったので、お葬式が終わったら家のお墓に入れようとなっていましたが、近年は故郷から都心に移り住んで、そこで亡くなったときに本家のお墓には入れないし、入るお墓がないという方が増えています。

ただ実際、お墓について考えるのはその方が亡くなったタイミングであることが多いですね。そこからお墓を建てるのにだいたい200万円もかかることを知って驚くというようなことも起こるわけです。今は、お金ができてお墓を建てるまでは遺骨を家に置いておこうという方が都心部だと多くなっています。

――家族の中で終活の一つとしてお墓について話すのはだいたいどのタイミングが良いと思いますか?

樺山:元気なうちに、ということが一番なのですが、なかなか話を切り出すのは難しいかもしれません。なので、お墓参りでみんなが集まったときに話してみてはいかがでしょう。また、みんなが集まって話せる場を積極的に作っていきたいと当社は考えています。

――なるほど。確かにそういうところで話題作りができるといいですね。本書では「永代供養墓」というお墓について詳しく解説されています。この永代供養墓とは一体どんなお墓なのですか?

樺山:これはお寺が永代、つまり永きに渡って供養していく、管理していくお墓ということですね。費用に関しては基本的に年間の維持費はかからず、最初に供養料をお支払いしていただくだけです。また、基本的には従前の宗旨宗派問わずに入れるのも特徴です。つまり、誰でも入ることができるお墓です。

「今、変わりつつあるお墓の形。どんなお墓が求められている?」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る