世界初、極端に脚の短いのキリンが発見されていた(アフリカ):追記あり (4/7ページ)

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 発見時はまだ子供とみられた2頭のサイズを、レーザー光線により対象物の距離を測定し、実際の大きさを算出する写真測量法を使って計測。

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a)通常サイズのオスのキリン b)ウガンダのギムリ c)ナミビアのナイジェル image credit:BMC Research Notes

 その結果、ギムリの体長は約2.7メートル、ナイジェルは約2.6メートルと、通常のキリンのサイズの半分ほどであることがわかった。

 また、つま先から(Phalanx)、中手骨(metacarpal)、橈骨(radius)と3つに分かれているキリンの脚を測定してみると、ギムリは正常固体とほぼ同様の趾骨のサイズだったが、ナイジェルは平均よりも著しく短かく、中趾骨と橈骨においては2頭とも平均以下だったという。

 これらの研究結果から、2頭は遺伝子異常による骨格異形成、つまりドワーフィズムを引き起こしている可能性が高いと推定された。
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