視力は1日の中で変動している? 眼トレ+視力検査で目をケア (2/4ページ)

新刊JP

腕や脚の場合はそれが痛みになってあらわれたりするんですが、目の場合は例えば遠くを見るときのピント調節の反応が遅れたりといったことがあらわれるんです。

――目の不調や疲れをそのままにしておくことの怖さについてはいかがでしょうか。

大江:目の疲れは筋肉の疲れです。筋肉疲労は本来早めに対処をすれば残らないものなのですが、ケアの時間を取らずに無理を続けていると、眼精疲労という眼病に近い状態に進行してしまうことが分かっています。

眼精疲労になると、頭痛や肩こりといった、目を中心にした症状が全身に広がることがあるほか、人によっては気分の落ち込みといった症状も出てくるようです。眼精疲労の怖いところは、1日、2日休んだ程度では回復しないということです。かといって眼科に行けばすぐに治るというわけでもないので、なるべく放置せずにケアをしていただきたいですね。

――目が疲れていると思ったら早期に対応すべき、と。

大江:軽めの疲労だと自覚症状がないこともあるので、疲れを感じる前に休むことが大切です。お仕事であれば、1時間オンライン会議をやったら、5分画面を見るのをやめるとか、2時間読書をしたら10分休憩する。そういう感じでこまめに休息を取ったりするといいのではないかと思います。

――では、その目を休める休憩時間にスマホを見たりするのはNGということですよね。

大江:そうですね。特にスマートフォンは画面が小さいですから、パソコン以上に目を酷使することになります。

本の監修をしていただいた林田康隆先生もおっしゃっていることですが、もともと、人の目は遠くを見る状態が一番自然なようにできています。それは人類の先祖が狩りをしていた時代の名残で、遠くを見ているときは、目の筋肉に負荷がかかっていない楽な状態なんです。

一方でパソコンやスマホを見るときはとても画面が近いですし、どちらも自ら光を発する光源なので、目にとってはかなりしんどい状態になっていると思います。

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