やってんなぁ……。「話を盛ってしまう」大きな理由2つ (2/4ページ)

マイナビウーマン

ただ、これらは、話を盛るケースの中では、罪がないもしくは罪になりにくいケースといえそうです。なぜなら、盛ったところで誰かに不都合を生じさせる可能性が低く、盛っていたのがばれたところで誰かが被害を受ける可能性が低いからです。

むしろ、このように盛ることで、会話が盛り上がることは多いですよね。悪気なく話を盛る人は、意識的であれ無意識であれ、そうなることを期待しているはず。

つまり、人を笑わせたい、楽しませたいというサービス精神が旺盛だからこそ、話を盛ってしまうわけです。

周りも、「この人はそういう人だからな」と分かっていて、面白い人だと感じている場合、問題は生じにくいでしょう。ある意味、話を盛るのはエンターテイメントだと、本人も周りも分かっているのです。

■【話を盛る理由2】自分の欲求を優先しているから

一方で、話を盛ることで問題が生じるケースもあります。

例えば、合コンで隣にいる女友達について「この子、魔性の女だからね~。今彼と元彼が家の前で鉢合わせとか、しょっちゅうだからね!」と楽しげに話してしまったら。

その場を盛り上げたいというサービス精神からだとしても、その女友達に本気で憤慨され、場合によっては距離を置かれてしまう可能性もあるでしょう。

「鉢合わせしたのは1回だけだし、別に魔性の女じゃないし、本気で長く付き合える人を探しに来てるのに、なんで邪魔するようなことを言うの?」と。

つまり、たとえ場を盛り上げるためであっても、自分ではなく他人について盛る場合、内容や言い方によっては、人間関係に亀裂をもたらしかねないのです。

また、自分の話であっても、聞いた人がその話を信じて、その上で何らかのアクションを取る可能性がある場合もまた危険です。

分かりやすい例としては、転職の面接などで、業務経験を盛ること。いくら受かりたいからといって、実際にその仕事に就いてから、「あれ、聞いていたことと違う」と思われてしまったら、「この人は実際よりも自分を良く見せようとする人なんだな」と、むしろ評価が下がってしまいます。

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