やってんなぁ……。「話を盛ってしまう」大きな理由2つ (3/4ページ)

マイナビウーマン

これらの盛り方に共通しているのは、相手の都合を考えていないこと。

「友達を嫌な気持ちにさせるかも」「職場の人は予定通りに仕事が進まなくなり困るかも」と想像していない。あるいは、想像していても、自分の欲求の方を優先させてしまっているわけです。

■話を盛らないためには?

前述したように、話を盛る人には、悪気がないことも多いです。それだけに、実は誰かを不快にさせてしまっていると気付いた時、ショックを受けるかもしれません。

元々悪気がないのに、そして周りの人と仲良くやっていきたいのに、話を盛ることで誰かを不快にさせ、その結果自分をも傷つけてしまうなんて、あまりに悲しいですよね。

でも逆にいうと、盛るのをやめたら、今よりも人間関係が平和になる可能性がとても高いといえるのです。

そこでここからは、話を盛らずにコミュニケーションを取るために、どうすればいいかを考えていきましょう。

◇(1)「うそをつくのはダメ」と心に刻む

話を盛るのをやめるために、まず、こう考えてみてください。「話を盛っても結局ばれる」と。

例えば、職務経歴などを盛った場合、「できないこともこれから頑張ればいいじゃん!」と思うかもしれませんが、そうしている間に「あ、盛ったな」と大抵ばれます。全員にではなくても、鋭い人からはばれます。その結果、信用を失いかねません。

私事で恐縮なのですが、大昔、尊敬している先輩ライターさんからこんなことを言われました。

「できないことをできないと言えるから、ダヨリンは信頼される」と。

その時は、あまりピンと来なかったのですが、今ではその意味が分かります。

フリーランスの場合、依頼された仕事に自信がなくても「できる」と言うなど、能力を盛る人が少なくないのでしょう。その結果、誰かしらに迷惑をかけるケースなどを、先輩は見てきたのかもしれません。

ただ私の場合は、「盛らなさすぎ」が逆に問題かも、と感じている部分もあります。ある意味、盛ることは「意欲表明」とみなされる面もあるので。

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