目の疲れを感じたら。ちょっとしたときにできるアイケア方法 (2/3ページ)
また、仕事中ならば自分の手のひらで温めるという方法もありますね。両手をこすり合わせて、少し熱を持たせたうえで、眼球を押さえつけないように気をつけながら温める。手で目を覆うことによって光が目に入らなくなるので、それも一つの目の休息ポイントになります。
――それはすごく手軽にできますね。
大江:はい。あとは目の周囲の筋肉をほぐすというところでは、ぎゅっと目を閉じてぱっと開くということを5回繰り返すだけでもほぐれます。また、しっかりしたまばたきをする感じになるので、目の渇きの予防にもなります。
――パソコンを見ているとドライアイ気味になるのでありがたいです。
大江:ドライアイ自体、目の疲労を加速させる側面があります。特にこの冬の時期は乾燥しやすいので、注意していただきたいですね。
――それらのアイケア方法は、コンタクトレンズをつけたままでも大丈夫ですか?
大江:基本的には大丈夫です。手で覆うケアも目をぎゅっと押さえつけることがないように気を付けていただければと思います。
――また、「ピント調節力と脳内視力を養う1日1分眼トレ」ということで、本書には写真を眺めながら目だけを動かすトレーニングが収録されています。色彩が豊かなので見ているだけで癒される写真もありました。
大江:そうですね。眼トレ用の写真がトータルで14日分収録されていまして、2週間毎日違う写真を見ながらトレーニングができます。例えば迷路の写真では、スタートからゴールまでを目だけで追うのですが、それで目の筋肉のストレッチにつながるんですね。
また、色鮮やかな風景の写真で脳と目をリラックスさせつつ、見る力を鍛えることができるので、効果的にトレーニングできると思っています。