加藤清正だけじゃない!文禄・慶長の役で虎狩りを行った勇猛な戦国武将たち (1/4ページ)
豊臣秀吉子飼いの武将、加藤清正には虎狩りをしたことが広く知れ渡っています。
これは文禄・慶長の役の際、清正が虎を狩った逸話が残っていることと清正自身の知名度が影響しているかと思われます。
しかし、実際には清正の他にも虎を狩った武将が何人かいました。今回は虎狩りをしたことが残っている恐れしらずな武将たちをご紹介します。
虎を狩った3人の黒田武士!まず最初のご紹介は黒田長政とその家臣、菅正利(かん-まさとし)と林直利(はやし-なおとし)です。
長政は日本と明の戦いが膠着し、休戦期に入った文禄3年(1594)の頃に家臣たちを連れて虎狩りへ向かいました。すると、そこへ一匹の虎が距離を詰めてじりじりと迫ってきました。
長政は鉄砲を構えてはいますが、撃とうとはせずに待っている状態。