秀吉だけでは天下取りはできなかった! 豊臣秀吉を支えた名補佐役・北政所ねねの手腕【前編】 (2/4ページ)
もちろん、出世できたのは秀吉の才覚に他なりません。
しかし、秀吉がことさらに信長の注意を引いたのは、やはり、ねねの存在なしには考えられないのです。
ねねに対し、親密感溢れる手紙を残していた織田信長。(写真:ウイキペディア)
ねねを褒め、励ました信長の手紙後に秀吉が長浜城主となった頃、その女癖の悪さに対し、話を聞きつけた信長は安土城にねねを呼び寄せ、彼女の気持ちを気遣うような手紙を残しています。
この度は、はじめて安土を訪れてくれて嬉しく思う。土産の数々も美しく見事で、筆ではとても表現できないほどだ。
そなたの美貌も、いつぞやに会った時よりも、何十倍も美しくなっている。
藤吉郎が何か不足を申しているとのことだが、言語同断。けしからぬことだ。
どこを探しても、そなたほどの女性を二度とあの禿ねずみは見付けることができないだろう。