三浦春馬さん遺作が受賞!「完全燃焼しました」永遠に残る「微笑みと金言」 (2/3ページ)

日刊大衆

今年4月の著書『日本製』(ワニブックス)のインタビューで、

「史実を扱う責任の重さや自分の意識の変化を実感した」「プロジェクトがあり、一つの作品を作るうえでこんなにも大勢の人が関わっているという実感をいつも以上に感じられる現場だった」

「五代さんを演じた期間はとても充実していたし、三浦春馬という俳優としても、ひとりの男性としても、ベストを尽くすことができたと胸を張って言える作品になった」

 と綴っていたのだ。

「『天外者』を映画化するために13年に『五代友厚プロジェクト』を立ち上げ、公開まで7年間も尽力した廣田稔代表は、公式サイト『五代友厚足跡サイト』の代表あいさつにて、

“主演が決まってから五代さんについて真摯に学び、9月24日の慰霊祭には個人として参加をして、墓前で『しっかり五代さん役を務めさせていただきます』と誓ってくれました”としています」(前出の映画ライター)

■名シーンが生まれたきっかけは三浦さんのアレンジ

 また、三浦さんは20年4月に『好書好日』のインタビューで、役作りについて語っていました。まだ情報解禁前だったため、“ある歴史的人物”と名は伏せていたが、

「ある歴史的人物を演じる機会があったのですが、その方が学んだであろう『論語』を読んだんです。でも、初めにそちらを読むのは中々難しいなと思ったので、まずは渋沢栄一さんの『論語と算盤(そろばん)』を読みました。役作りにおけるヒントが色々と散りばめられていた気がして、すごく参考にさせてもらいました」

 と、演技論を語っていたのだ。

「ちなみに映画で印象的な、五代が敵を斬らず、目力だけで圧倒して、自身のマゲを斬り落とす場面は、三浦さんのアイデアで生まれたそうです。

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