三浦春馬さん遺作が受賞!「完全燃焼しました」永遠に残る「微笑みと金言」 (3/3ページ)

日刊大衆

本来は、敵と斬り合ってから五代がマゲを斬る場面だったのを、三浦さんは“五代さんはどんなことがあっても仲間を切ろうとしないと思うから、斬り合いがしっくりこない”として変更したと、12月10日の『シネマトゥデイ』で田中監督は明かしています」(前出の映画ライター)

■「完全燃焼しました! 悔いはないですね」

 昨年12月20日に関西ローカルで放送されたドキュメンタリー番組『天外者 五代友厚』(カンテレ)で三浦さんは、

「個人の私利私欲ではなく、百年後の子供たち、この国がどう豊かになっていくべきなのかを、一人一人がもっと真摯に考えてあげるっていう世の中を、すごく五代さんは目指していたはずだし、五代さんが思い描いていた、素晴らしい将来の日本を、微力ながらお客様に届けられるんじゃないかなっていう期待をしたいな、という風に思っています」

「もう完全燃焼しました! うん、悔いはないですね。今回の作品は一生懸命できました」

 と、非常に手ごたえがあったことや、演技に乗せた思いについて熱く語っていた。

「映像越しに、三浦さんの熱い思いがひしひしと伝わってくる、いい映画でした。作品の完成を待たずに三浦さんは亡くなってしまいましが、生きていたら間違いなく役者人生の大きな転換期となる作品だったでしょう。今回の『キネマ旬報ベスト・テン』が、天国にも届いているといいですね」(前出の映画ライター)

 役者は死んでも、作品は永遠に生き続ける。あらためて、名作を残してくれた三浦さんに感謝したい。

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