ダイエット系炭酸飲料でお酒を割ると酔いやすい理由
ダイエット系飲料はお酒で割ると酔いやすくなる /iStock
糖分ゼロ、カロリーオフのダイエット系炭酸飲料は、体重を気にしている人にとってはありがたい飲み物だが、お酒で割るのは考えた方がよさそうだ。
普通の炭酸飲料で割るよりも、酔いが回りやすくなるという。
オーストラリアの科学者で、人気の科学ジャーナリスト、カール・クルシェルニツキ博士がその理由を説明してくれた。
・ダイエット系炭酸飲料でお酒を飲むと酔いやすくなる理由
カール・クルシェルニツキ博士は、砂糖の代わりに甘味料使用したカロリーオフの炭酸飲料とアルコールを混ぜて飲むと、普通の炭酸飲料と混ぜて飲むよりも、酔っぱらいやすくなることをTikTokで説明した。
@drkarlDRINKING ALCOHOL WITH DIET SOFT DRINK MAKES YOU DRUNKER. Ever wondered why? Here’s the answer ##getonthebeers ##drkarlkruszelnicki ##drkarl ##shoey
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カール博士は、ラム酒とダイエットコークを例にあげ、このように説いている。
標準的なラム酒とダイエットコーラは、カロリーは半分ですが、同量のアルコールが含まれています。
あなたの胃は1分間に約2~3Kcalの一定の速度で液体を排出します。ところが糖分が少ない飲料は、それを分解する為の時間がかかりません。
従って、ラム酒とダイエットコーラは、胃から小腸へと流れるプロセスの中で、通常のコーラとラム酒よりも体内に速く吸収されます。
ということは、血中アルコール濃度が短時間で高くなり、体内にアルコールが回るのが速くなって酔っぱらいやすくなるというわけです。

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・飲む時は何かを食べるか、カロリーのある飲料を混ぜた方が体にやさしい
カール博士がシェアした内容は、アルコール依存症専門誌『Clinical & Experimental Research』の中でも新たな研究として発表されているようだ。
実験では、ノンカロリー炭酸飲料とアルコール、通常の炭酸飲料とアルコール、そしてウォッカの香りがついた通常の炭酸飲料の3種から1つを被験者に飲んでもらい、呼気中アルコール濃度を測定した。
すると、ノンカロリー炭酸飲料とアルコールの組み合わせを飲んだ人たちは、通常の炭酸飲料とアルコールを飲んだ人たちと比べ、18%も血中アルコール濃度が高かったことが判明したという。
ダイエット系炭酸飲料とアルコールを同時摂取すると、消化される糖分やカロリーがないために、アルコールは胃を素早く通過して小腸に到達。血流吸収が早くなり血中アルコール濃度を高め、酔いやすくなってしまうのだ。
血中アルコール濃度を高めてしまうと、体や脳、肺にとって有害だ。
アルコールを摂取する時は食事と一緒に、もしくは多少糖分やカロリーのあるものと割って飲んだ方が、体には良いということのようだ。
written by Scarlet / edited by parumo