東大教授が結論付けた「頭の良さ」の意外な正体とは (1/3ページ)

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東大教授が結論付けた「頭の良さ」の意外な正体とは(*画像はイメージです)
東大教授が結論付けた「頭の良さ」の意外な正体とは(*画像はイメージです)

現代は変化の激しい時代だ。大量の情報が流通し、これまで常識とされてきたことが常識ではなくなる。それは、コロナ禍に揺れたこの1年間を見ただけでも感じ取れるだろう。「ニューノーマル」という言葉に象徴されるように、生活様式は大きく変わってしまった。

では、こうした時代を私たちはどう乗り切ればいいのか。あふれる情報の中でどのように自分なりの判断をくだし、舵を取っていけばいいのか。
独学で東大教授への道を切り拓いた柳川範之氏は『東大教授が教える知的に考える技術』(草思社刊)で、この時代に必要なのは、ただ情報をかき集めるのではなく、自分なりの発想や自分なりの考え方を組み立てて、情報を処理することだと述べる。

「情報を処理する」――それはただ情報を鵜呑みにせずに、自分なりに情報をとらえて考えるということだ。

■「正解」を追い求めてしまう日本人

柳川氏は日本人の思考の悪癖について指摘する。それは「正しさの基準」を外に求めてしまうことだ。先進国が示すお手本を追い求め、それを判断基準とする。判断基準を自分の内ではなく外に委ねていれば、自分なりに考える意識は低くなっていく。

しかし、判断に「正解」は存在しない。あるケースでは正しかったとしても、別のケースでは正しくないかもしれない。大切なことは「正解」を探すことではなく、自分なりにきちんと考え抜いて、良い解決策を導き出すということだ。これは仕事においても、私生活においても同じである。

この考える力がないと、大量の情報に流され続けることになる。言われている「正解」だけを追い求めていると、新しい価値に気づけず、突発的なトラブルや変化にも対応できなくなってしまう。

■知的に考えるためには「調理道具」を揃える

では、自分で考えて判断する力を養うにはどうすればいいのか。それには、「調理道具を揃えること」が大切だと柳川氏は言う。

料理の場合、材料だけあっても道具がなければ調理をすることはできない。それは情報も同じ。まずは情報だけを集めるのではなく、その前に少し手間暇をかけて「考えるための土台」を作っておく必要がある。

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