藤岡弘、が明かした健康術!「世界中の菌を食べて免疫力が強化されました」 (1/2ページ)
初代仮面ライダーをスタントマンなしで演じ、今も強靱な肉体を誇る藤岡弘、(74)。6歳から始めた武道を基礎にした体の鍛え方も、余人とは違ったはずだ。健康の秘訣を尋ねると「特別なことはやっていない」と笑いつつ、心身ともに充実させる生活の実態を語り出した。
——現在も日々の鍛錬が基本ですか。
藤岡 今でも犬を連れて走ったり、木刀や真剣を振ったりしますが、無理のないトレーニングですよ。確かに若い頃は、体を壊すほど激しく鍛え上げた記憶がある。
——体を壊すほど‥‥。
藤岡 毎朝4キロ走ってから柔軟、腕立て、腹筋。真剣を振って、柔道の形を繰り返す。それにプラスしてプール、武道の稽古。時間がある限り挑戦しました。命がけのアクションをやり続けるためには、恐怖心を取り除かなければならないので、安心感、自信を得るまで鍛えた。ところが、捻挫やケガをしてね。やりすぎは失敗だということを学びました。
いまだに体はよく動かしますが、筋肉より関節を絶えず柔らかくすることを意識している。風呂に入っても、あらゆる関節を揉んだり、肩を回したりが、クセになっています。武道は柔軟性が大事なんですよ。
——肉体を作り上げる食べ物についても、こだわりが強いのでしょうね。
藤岡 水はよく飲みますね。水道水ではなく、浄化した水を1日2~3リットルぐらいかな。豆乳やナッツのような木の実もよく摂ります。イワシ、サンマ、アジ、サバといった青い魚も好きですね。とはいえ、魚もあれば肉もある。体が要求してくれば、350グラムのステーキをペロリと食べることだってあります。
——バランスよく何でも。
藤岡 納豆に梅干し、みそにもこだわりはあります。みそは、おばあちゃんが送ってくれた田舎みそで、麹で作った「食べみそ」です。野菜に付けてもいいし、熱々ごはんにも合う。むろん、ごはんも玄米や黒米、赤米などを入れた雑穀ごはんになります。ついでに、山芋も好きだな。
——健康食のオンパレードですね。