ナビアプリの案内に従って走行中の車がダムに突っ込む 男性1人死亡 (1/3ページ)

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 車でお出かけする際、カーナビやナビアプリなどの道案内ツールは欠かせない存在だ。便利なツールだが、ナビの案内通りに車を進めたところ、命を落とした人がいる。

 インド・マハーラーシュトラ州で、トレッキングに出かけた男性らの車が、水の中に沈んだ道路に突っ込み男性1人が死亡したと、海外ニュース『Hindustan Times』『The Indian Express』などが1月12日までに報じた。

 記事によると1月10日深夜、同州プネ在住の男性3人(34歳の男性A、42歳の男性B、44歳の男性C)は、同州最高峰のカルスバイ山に登るため、車で登山口まで向かったという。途中道に迷ったそうで、某世界的大手アプリのナビ機能を使って目的地をセット。ナビの案内に従って、最短ルートで進んだ。しかし橋の道を走行中、突然水が押し寄せ、車内に水が入ってきたそうだ。

 BとCは脱出して無事だったが、Aは運転席のドアが開かずに、車もろとも沈んでいったという。日が昇ってから、警察や地元住民らの協力のもと救出活動を開始。車は水の中から引き上げられ、車内に取り残されたAが見つかった。Aは病院に搬送されたが死亡が確認された。

 3人の車が通った橋の道路は、雨季の4カ月間、通行止めになる場所だ。本事故が発生したのは雨季で、ダムの水が放流され橋は水の中に沈んでいたそうだ。地元住人の間では有名な話だが、道路には通行止めの表示や、注意表示もなかったという。男性らは3人とも、水の中に突入するまで道路の状態に気付かなかったと話している。男性らはこの地域の道路に不慣れで、アプリの地図の経路案内に頼り切っていた模様。その頼みのアプリは、地図情報が最新でなく、雨季で通行止めの表示はなかったそうだ。警告を発することもなく、ナビは3人が乗る車を、冠水中の道路に誘導したと伝えられている。警察は事故として捜査を進めているという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「恐ろしい。ナビ案内に頼り過ぎは危険だ」「アプリのナビ案内は注意!最短ルートで案内してくる。

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