知識や経験では差がつかない ビジネスで突き抜けるために今最も必要な力とは (1/4ページ)
実力では負けていないはずの同僚が大きなプロジェクトのリーダーに抜擢された。
同じくらいの経験値なのに、不思議と自分はあの人と比べて評価されていないように思う。
仕事でこんなことを感じているなら、あなたに欠けているのは「セルフプロデュース力」や「アピール能力」なのかも。周囲から選ばれる人になるためには、仕事の実力と同じくらい、「周囲に自分を強く印象づけること」が必要です。
『ニューヨークで学んだ最高の魅せ方: 自分を100%輝かせるセルフプロデュース術』(あさ出版刊)は、好印象プロデューサーの原田眞里さんが、自分らしさを発揮しながら周囲に選ばれる人になるためのセルフプロデュース術を明かす一冊。競争が激しいニューヨークのアパレル業界で生き抜いてきた経験をもとに、服装に話し方、身振り手振り、表情などなど、細部にわたって、何がどんな効果を生むのかについて解説しています。
今回は原田さんにインタビュー。この本で明かされているセルフプロデュース術のキモについてお話をうかがいました。
■知識や経験だけでは差がつかない 仕事で輝きたいならセルフプロデュース力を磨くべし――原田さんがいたアパレルの世界は「華やかな人」「冴えた印象の人」が多い印象ですが、その世界でも、ぱっとしない人がいるというのは驚きでした。そういった人の特徴のようなものがありましたら教えていただきたいです。
原田:アパレルの世界も一般企業と同じようにいろいろな仕事があって、デザイナーやクリエイターのように表舞台で華やかに働いているように見える方もいれば、パタンナーや縫製、工場管理のような裏方の方もいます。
前線に立っているデザイナー、クリエイターの方々はおっしゃっるように冴えた感じでとがった方が多いのですが、裏方の方はそうでもなくて、控えめであったり、どちらかというと地味な方もおられますね。
――今回の本は、いかに自分を周囲に印象づけるか、どのように「選ばれる人」になるか、ということについて書かれています。