花粉をシャットアウト!家に持ち込まないための4つの花粉対策 (2/4ページ)
ウールのセーターやフリースに付着するといわれる花粉の量は、約10万個。文献(※)をもとに換算すると、窓を開けて1時間換気したときに侵入する花粉数の6倍以上にもなるそうです。
室内で花粉に悩まされず快適に過ごしたければ、「服についた花粉を家の中に持ちこまない」ことに気を配り、対策をとる必要があるといえそうです。
(※)スギ花粉のすべて,メディカルジャーナル社(1995)
服に花粉をつけない4つのポイント
ここからは、意外と知られていない「服にできるだけ花粉がつかないようにするコツ」をお伝えします。
【その1】花粉が付着しにくいコーディネート
コットンやシルク、ポリエステルなど、衣類の素材はいろいろですが、素材によって花粉が付きにくい生地と付きやすい生地があります。
花粉がつきやすい生地
・ウール
・フリース
花粉が付きにくい生地
・ポリエステル
・ナイロン
・綿(コットン)
生地に凹凸があると花粉が引っかかりやすいのですが、つるんとした生地には花粉がそれほど引っかかりません。
したがって、春はポリエステルやナイロンの服がおすすめです。
アウターなら、ウールのセーターより綿のトレンチコートやナイロンのジャンパーを選ぶとよいでしょう。
また、静電気が起こると花粉やホコリが付着しやすくなるため、「静電気を起きにくくする」ことも大切。
ライオン株式会社
上記のように、衣類は生地ごとに電気の帯びやすさが異なります。