ハイキング中に迷い犬を保護したカップルだが、封鎖規則を違反したとして警察に通報される(アイルランド) (1/5ページ)

カラパイア

ハイキング中に迷い犬を保護したカップルだが、封鎖規則を違反したとして警察に通報される(アイルランド)
ハイキング中に迷い犬を保護したカップルだが、封鎖規則を違反したとして警察に通報される(アイルランド)

credit:jeanfrancoiswillem/TikTok

 アイルランドの山の頂上付近で、1匹の迷い犬がハイキング中だったカップルに発見された。2週間も行方不明になっていた犬は、カップルによって保護され下山することができ、その後無事に飼い主と再会できた。

 しかし、ロックダウン中のアイルランドでは、不要不出の外出は禁じられている。カップルは犬を助けたことをネット上で公開したところ、この事実を知った複数の住人から警察に通報される羽目になってしまったようだ。
・迷子の犬をおぶって10キロの山を下る

 2月6日、アイルランドのウィックロー州ドナードにある山地をハイキングしていたキアラ・ノーランさんとジーン・フランソワ・ボネットさんは、山頂近くで1匹の迷い犬に遭遇した。

 その犬は、2週間前から飼い主のゲーテレン一家によって届けが出されていたゴールデン・レトリバーのニーシャ(8歳)で、飼い主によると散歩中ニーシャが野生の鹿を追いかけて走って行ったっきり、行方不明になっていたという。

 ノーランさんとボネットさんは、寒さに凍えて身動きもできず、吠える力もないニーシャに、自身の上着を着せてやり、背中におぶって10キロの山を下った。
「ハイキング中に迷い犬を保護したカップルだが、封鎖規則を違反したとして警察に通報される(アイルランド)」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る