長濱ねるが『くりぃむクイズ ミラクル9』で見せたアイドル力の高さと奇跡【アイドルとバラエティの現代史】
バラエティ番組で活躍する女性タレントやアイドルの顔ぶれがまた、新しくなってきている。それは、「求められているもの」の変化なのか。彼女たちは番組でどう「扱われ」、どう「目立って」きたのか。「ポストアイドル戦国時代」を生きる彼女たちとバラエティ番組の関係性を考える!
■女性タレント名シーン・プレイバック!長濱ねる『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日)2017年3月29日
2度目の出演となった長濱はクイズに正解する度にキュートな笑顔で番組を華やかにする。長濱が所属する有田ナインがチーム戦を制し、100万円をかけた最後のクイズへ。60秒の間に次々と問題が出され、正解したタレントから抜けていき、全員抜ければ100万円を獲得できるという形式だ。
残り4人になり、長濱はまだ残っていた。すると、相手チームの浅丘ルリ子が手作りのブレスレットを長濱にプレゼントする。初対面の大女優が「応援したい」と思わせるアイドル力の高さ!
最後のひとりとなってしまった長濱だが、残り1秒で見事に正解を叩き出し、“おいしいところ”を持っていった。こんな奇跡を起こせるアイドルが卒業してしまうなんて!
(EX大衆2020月3号「アイドルとバラエティの現代史」長濱ねる)文●大貫真之介