前例のない大発見!2000年前の古代ローマの四輪馬車がほぼ完全な状態で発掘される(ポンペイ) (1/3ページ)
credit:Pompeii Sites
イタリア南部、ナポリ近郊にはかつて、古代ローマ都市「ポンペイ」あった。ここの北側の住居遺跡を発掘していた考古学者たちがすごいものを発見した。装飾が施された四輪馬車が、ほぼ完全な状態で出てきたのだ。
ほぼ2000年近くも前のこの馬車は、鉄、青銅、スズで作られていて、手の込んだ青銅の装飾もきれいに残っている。イタリアで前例のない大発見だという。
・ポンペイの儀礼用四輪馬車
この四輪馬車は、ポンペイの壁から700メートル北西、チビタ・ジュリアーナという古代の邸宅の厩舎そばの柱廊の間から発見された。
このあたりでは、2018年に飼い葉桶(飼料用の飼い葉を入れる桶)や数頭の馬の骨が発見されており、一頭は骨格全体がそっくり残っていて、くつわや鉄の馬具がそのままついていた。両耳の間には革素材に施されたらしい青銅の装飾品がついていた。

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・ほぼ完全な状態で発掘された、前例のない大発見
ポンペイの考古学公園管理者のマッシモ・オサンナは、このような馬車の発見は初めてだと発表した。
前回の発掘のときに、実用的な馬車は発見されていたが、儀式に使われたと思われる、ふんだんな装飾が美しい馬車の発見はこれが初めてのことだという。