前例のない大発見!2000年前の古代ローマの四輪馬車がほぼ完全な状態で発掘される(ポンペイ) (2/3ページ)
「この比類なき発見は、古代世界に対する私たちの理解をさらに進めてくれることでしょう」オサンナは語る。「おそらく、日常的に農作物を運んだりするための馬車ではなく、地域の祭りやパレードなどで使われたものと思われます」
馬車は青銅で惜しげもなく飾り立てられているため、重要な儀式で使われていたことがうかがえる。
馬車の後部を飾るメダル型の浮彫には、エロス(サテュロスとニンフ)が表わされていていますが、多くの鋲にはエローテス(ギリシャ神話の愛と性交に関係する翼のある神々)が見られます。
古代の文献によると、巫女など女性たちはピレンタムという馬車を使って移動していたことがうかがえます。
今回発見された馬車が婚礼の儀式に使われ、花嫁を新しい嫁ぎ先へ送り届けるための乗り物だった可能性も捨てきれませんでした
Archaeologists uncover ancient ceremonial carriage near Pompeii
・ローマのピレンタム馬車の見事な一品
見つかった馬車は、ピレンタムというクッションのついた四輪馬車であることがわかった。これは婚礼などの神聖な行列で、古代ローマの既婚夫人や貞淑な尼僧を運んだとされる。
屋根があったと思われるが、たいていは開けていた。高度な力学システムとつながった鉄の車輪が内部で駆動していたのだろう。