宮崎謙介〈政界“魑魅魍魎”ウォッチ〉「接待問題で官僚の声『運が悪かった』」 (2/2ページ)
官僚にもよりますが、そういった利害が発生する話は、立ち話だったらいいというフシもあり、事務所で立って飲んでいる会合もあるほどです。
一般企業もそうですが、キラーカードを持っている(もしくはキラーカードそのものの)人とご飯に行きたいと思うのは人間らしいですよ。大臣たちの会合に誘われたのに断るなんて言語道断、という山田真貴子節は、実際に官僚たちの間では当たり前だそうです。
かつて僕も渦中の山田さんとの接点がありました。勉強のためにシリコンバレーに行きたいと、米国に強い中曽根弘文参院議員に相談したところ、登場したのが山田さん。人脈を駆使してアレンジしてくれたのですが、シリコンバレーへ飛ぶ寸前で衆院解散となり、頓挫したことが。ささっと手配をする仕事っぷりは存在感があって、将来は女性事務次官になると、その頃から期待されているのがわかりました。まさに総務省のホープとは仲良くなりたかった(笑)。
さて、国会の参考人招致に応じて、7万4000円もの高額接待を受けた件について釈明した山田さん。これから彼女がどうなるのか。今号発売時、まだ彼女が内閣広報官の地位にステイしていたら、未来はあるでしょうが‥‥。
僕の官僚との食事会は7万円コースには至らず「ケルン」止まりだったからこそ、「アサ芸」での連載を実現できました(笑)。
宮崎謙介(みやざき・けんすけ):1981年生まれ、東京出身。早稲田大学を卒業後、日本生命などを経て、12年に衆議院議員に。16年に辞職し、経営コンサルタントや「サンデー・ジャポン」(TBS系)などに出演。「バラいろダンディ」(TOKYO MX)ではレギュラーMCを務める。