地球よりも古い原始惑星の欠片がアルジェリアの砂漠で発見される (2/4ページ)
しかし仏ブルターニュ・オキシダンタル大学のグループの分析によって、Erg Chech 002は玄武岩ではなく、「安山岩」という火山岩でできていることが明らかにされた。エイコンドライトを含めたあらゆる隕石の中でも、Erg Chech 002はとりわけ珍しいということになる。

Erg Chech 002の一部 credit:A. Irving, public domain
・地球よりも古い原始惑星の破片
アルミニウム同位体とマグネシウム同位体に基づく放射性年代測定からは、この2つの元素が結晶化したのは45億6500万年前のことで、Erg Chech 002は45億6600万年前に誕生した天体の中で作られたことが分かっている。その原始惑星は、現在45億4000万歳の地球よりも古いのだ。
『PNAS』(3月16日付)に掲載された論文は、「今日までに解析されてきたものとしては最古の火山岩で、最古の原始惑星をおおっていた原初の地殻の形成について教えてくれる」と述べている。
玄武岩は、マグネシウムと鉄が豊富な溶岩が急速に冷えることで形成される。