古代エジプト人は、動物を愛すべきペットとして飼っていた。世界最古と思われるペット墓地が発見される (2/4ページ)

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「つまり、ベレニケに埋葬された動物たちは、神への生贄ではなく、人間がかわいがったペットだったと考えられます」

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ペット墓地に埋葬されていたa)犬、b)猫、c)猿
image credit:Osypinska, M., Skibniewski, M., & P. Osypinski/ World Archaeology 2021

・約2000年前の墓地に、585匹の動物たちが丁寧に埋葬されていた

 この墓地は、西暦1世紀半ばから2世紀半ばまで、エジプトがローマに支配されていた時代の初期にさかのぼるものと思われる。

 この付近には、古代エジプトのゴミ捨て場があるため、研究者は何年にもわたってベレニケの町はずれを発掘していた。

 2011年、ある特定のエリアで小動物の骨が次々と見つかり始め、動物考古学の専門家であるオシピンスカ氏の知るところとなった。

「猫の骨が数十体もあることがわかりました」実際に、猫536体、犬32体、サル15体、キツネとハヤブサがそれぞれ1体(計585匹)見つかっている。

 ミイラにされているものはなかったが、即席の棺の中に安置されているものもあった。例えば、ある大型犬はヤシの葉のマットにくるまれ、大きなアンフォラを半分に割ったものが、まるで石棺のように遺骸の上に丁寧に置かれていたという。
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