国際宇宙ステーションの内部で新種の細菌が発見される (1/3ページ)
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地上から約400km上空の熱圏を秒速約7.7kmで飛び、地球を90分で1周している国際宇宙ステーション(ISS)は2000年11月2日に3名の宇宙飛行士が滞在して以来、世界各国の宇宙飛行士を乗せ、現在も宇宙空間を飛んでいる。
そしてそこには、宇宙空間ならではの生物多様性とでもいうべきものがあるのかもしれない。
NASAと一緒に研究を進めるアメリカとインドの研究者によって、ISS内部で4株の細菌が発見されたのだが、そのうち3株は新種だったそうだ。
・宇宙ステーションに新種の細菌
細菌が発見されたのは2015年から16年にかけてのことだ。
まずISS内の天井パネルで発見され、その後もキューポラ(ISSの観測用モジュール)やダイニングテーブル、さらには2011年に地球に持ち帰られた使用済みHEPAフィルター(清浄空気にする目的で使用するエアフィルタの一種)の中からも発見された。
HEPAフィルターで見つかった細菌は、既知の「メチロバクテリウム・ロデシアヌム」と特定されたが、それ以外の3株はいずれも、これまで知られていなかったメチロバクテリウム属の新種であることが判明。
「メチロバクテリウム・インディカム」の近縁と考えられており、今のところそれぞれ「IF7SW-B2T」「IIF1SW-B5」「IIF4SW-B5」と呼ばれている。