植物とコミュニケーションがとれる通信デバイスが開発される (1/3ページ)
植物が案外おしゃべりなのは知る人ぞ知る事実だ。残念なことに、そんな話好きな植物たちとコミュニケーションを取る方法はこれまでなかった。
だが、それももう過去の話だ。シンガポール、南洋理工大学の研究者が植物の電気シグナルを聞き、こちらから語りかけることもできる通信デバイスを開発してくれたからだ。
・植物の電気シグナルを受信し、こちらの意思を送信できる
植物は周囲の状況を感知し、それに対応するするために、電気シグナルを発することが知られている。
『Nature Electronics』(1月25日付)で紹介されているのは、そんな植物の機能を利用して、電気シグナルを送受信することができる電極付き通信デバイスだ。
これをピタッと植物に貼り付けておけば、電気シグナルを通じて、こちらの意思を伝えることができる。その反対に、植物が発している電気シグナルを読み取ることだってできる。
電極は直径3ミリほどで、植物を傷つけることもないし、光合成を邪魔することもない。

credit:NTUsg
・新素材でデバイスの接着が可能に
ただ、実際に電極を通じて植物とコミュニケーションを交わすには1つ難題があった。それは彼らの電気シグナルがとても微弱ということだ。
それをうまく検出するには、電極をきちんと植物に取り付けてやる必要がある。