植物とコミュニケーションがとれる通信デバイスが開発される (2/3ページ)

カラパイア

しかしその表面には凹凸や生毛があったり、あるいはロウ分におおわれていたりして、薄いフィルムのような電極をぴたりとくっつけるにはなかなか難しい構造をしている。

 そこでシンガポール科学技術研究庁などが開発した「サーモゲル」という新素材が使われた。

 『Advanced Materials』(3月4日付)で紹介されているこの素材は、常温で液体からゲル状物質に変化してくれる。その粘着力は、一般的なヒドロゲルよりも4、5倍強力であるという。

 これならじっとしているようで意外にもよく動く植物であっても、電極をぴったりくっつけて、ノイズに強い円滑なコミュニケーションを実現できる。


NTU Singapore scientists develop device to 'communicate' with plants


・ハエトリグサがロボットハンドに

 実験として、ハエトリグサに電極を取り付け、スマートフォンから電気シグナルで葉を閉じるよう伝えると、見事1.3秒でお願いした通りにスッと閉じてくれたそうだ。

 ついでにロボットアームの先端にハエトリグサを取り付け、これをロボットハンドがわりにして針金のような細い物をつかませることにも成功したという。

「植物とコミュニケーションがとれる通信デバイスが開発される」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る