『ボス恋』グランドフィナーレ!それぞれが幸せを勝ち取った最終回 (2/4ページ)
そんな自分の仕事を身近な人たちが認めてくれて、その世界が広がっていく喜びは何にも代えがたい。父に頭を下げてカメラマンとしての道を選ぶことを伝える潤之介と、後押ししてくれた姉の麗子(菜々緒/32)。
自分の子に会社を継がせることを切望していた父親が「もったいない」と言うこともなく、ただ二人を優しく抱きしめたことに少々出来すぎ感はあったが、人が羨むような環境で用意された重要なポストよりも、好きな仕事で得る幸せを選んだ潤之介に拍手を送りたい。宝来グループには優秀な人材が豊富な企業なのだろうと思うことにして、潤之介の選択を応援したいと思う。
■奈未の成長と麗子の新しい挑戦に仕事をする楽しさを見た
麗子が去った『MIYAVI』編集部は大きなトラブルに見舞われていたが、奈未のド根性的な発言で息を吹き返し、逆境をチャンスにしようと活気にあふれていた。奈未の存在が編集部に風を吹かせたのは成長した姿だし、見ていて気持ちがいい。一方、編集長に就任した麻美(高橋メアリージュン/33)は、自分が編集長になったことで広告クライアントの3社掲載辞退というとんでもない状況に編集長辞退を申し出たのが意外だった。
麻美は麗子を妬んでポストに就いただけの浅ましい人間ではなく、雑誌編集長としての立場やファッション業界に携わる人間としてのプライドと責任を持っていた。思えば麗子のパワハラ記事を書かせたグローバルゼスト社の社長の頭に水をかけていたのを思い出す。麻美の強さと美しさが際立ったシーンだった。