『ボス恋』グランドフィナーレ!それぞれが幸せを勝ち取った最終回 (1/4ページ)
ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)の10話は、仕事をする楽しさと未来への希望を見せてくれた幸せな最終回となった。仕事も恋も上手くいくハッピーエンドに幸福感が詰まっていた。
■潤之介が夢をあきらめないでよかった
10話になって、宝来グループを継ぐことを決めて取引先への挨拶や接待をこなしている潤之介(Kis-My-Ft2・玉森裕太/30)が、どうも楽しそうに見えない。慣れない仕事がつらいとか緊張しているとかではなく、ただこなしているような感じに見えた。意欲的になれないのは、やっぱりカメラマンとしての仕事が好きだったからだろう、笑っていても上辺だけの薄い感情に見えた。
それは潤之介のアシスタントとして一緒に仕事をしてきた尾芦(ミキ・亜生/32)も同じで、潤之介の作品や仕事道具一切を廃棄することが出来ずレンタルルームに保管していたのが泣ける。尾芦は誰よりもそばで潤之介の仕事を見てきた人であり、潤之介が持つ表現力や技術に惚れこんでいたのだ。それを見せられた奈未、そして潤之介がどれほど心を震わせただろうか。
カメラマンは感性と技術で生きていく実力の世界で、同じ被写体でもカメラマンが変われば全く違う写真になる。