せっかく寝返ったのに(涙)戦国時代、非業の死を遂げた武将・浅井井規のエピソード (2/4ページ)
尾張国(現:愛知県西部)の小大名と思っていたら、いつしか美濃国(現:岐阜県南部)をも併呑して瞬く間に勢力を伸ばしてきた織田信長(おだ のぶなが)との激突が不可避となったのです。
木下秀吉の調略により、次々と寝返る仲間たち「もはや浅井は落ち目、今の内に織田方へ与(くみ)しようぞ!」
いつの世にも機を見るに敏な手合いはいるもので、信長の部将である木下秀吉(きのした ひでよし。後の豊臣秀吉)の調略によって、仲間が次々と織田に寝返っていきます。
浅井家臣団を切り崩すべく、調略に駆け回った秀吉(イメージ)。
「おのれ……七郎(井規の通称)よ、織田に寝返った鎌刃城(現:滋賀県米原市)の堀石見(ほり いわみ。秀村)を討て!」
「ははあ……っ!」
元亀2年(1571年)、鎌刃城を攻め立てた井規でしたが、あと一歩というところで木下秀吉の援軍が駆けつけ、形勢逆転されてしまいました。
「馬鹿な……木下は横山城で釘づけだったはず……!」
横山城を守っていた大野木秀俊(おおのぎ ひでとし)らは秀吉の調略によって降伏。