阪神・佐藤輝明の活躍にOBが掌返し/ プロ野球「12球団のアキレス腱」(1) (1/2ページ)
コロナ禍に振り回された昨シーズンとは打って変わり、予定どおりにペナントレースの幕が上がった。ところが球界の事情通たちの話に耳を傾けると、そこかしこに致命傷となりかねない泣きどころがあるわあるわ。とことん語り尽くしてもらおうではないか。
A(ベテラン遊軍記者) 開幕を前に、オープン戦MVPは阪神の佐藤輝明(22)で間違いないだろう。
B(民放局プロ野球中継スタッフ) 相手チームも球種やコースの得手不得手を知るためにわざと打たせた部分はあるでしょうが、さすがに開幕を目前に控えた本番さながらのボールを弾き返す打棒は本物ですよ。
A ひと言物申したい阪神のOBたちすら、文句を言えなくなった。打撃練習で快音を連発していた春季キャンプ中には、大学時代の低打率を参考にしたのか、実戦の打撃に懐疑的な声を上げるOBが多かった。それが今では、手のひら返しで「佐藤賛美」の大合唱。
C(球界OB) 虫がよすぎるよ(笑)。でも、その新人らしからぬ態度を不遜と思うスタッフもいるみたい。
D(NPB関係者) 周囲からの評判を気にしない性格で、先輩やスタッフにズケズケと意見することもしばしばのようですからね。
E(スポーツライター) そうそう。今のところは生意気キャラで収まっているけど、見ようによっては無礼にも映る。
A その図々しさを含めて、規格外のルーキーだよ。しかも、昨シーズンはチームを大混乱させたコロナのおかげで、虎の悪習からも逃れられている。
C 先輩やタニマチから酒席に誘われないのは、新人にとってありがたい限り。甲子園のある西宮出身のドラフト1位だっただけに、通常なら野球そっちのけで、夜通し連れ回されてもおかしくなかったからな。