植物の遺伝子を取り込んで利用する、恐るべき能力を持つ昆虫の存在が明らかに(※昆虫出演中) (1/4ページ)

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植物の遺伝子を取り込んで利用する、恐るべき能力を持つ昆虫の存在が明らかに(※昆虫出演中)
植物の遺伝子を取り込んで利用する、恐るべき能力を持つ昆虫の存在が明らかに(※昆虫出演中)

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 相手の能力を吸収して利用するとか、チート級のスタンド使いのような昆虫の生態が確認されたようだ。

 動物ほどには体が動かない植物は、身を守るために毒を発達させてきた。ところが不思議なことに、せっかく編み出された毒を意に介さない昆虫たちもいる。

 一体昆虫はどうやって毒への耐性を身につけることができたのだろうか? 中国農業科学院をはじめとするグループによれば、その1つに、相手の能力を吸収して利用する能力にあるという。

 『Cell』(3月25日付)に掲載された研究では、「コナジラミ」が植物のDNAを手に入れて、毒から身を守っていることが確認された。植物と動物の間で遺伝子の水平伝播が観察されたのは史上初めてのことであるそうだ。
・植物から動物へ、世にも稀な遺伝子の水平伝播

 一般に遺伝子は親から子へと”垂直”に伝えられる。しかし時に、種から別の種へと”水平”に伝えられることがある。これが「遺伝子の水平伝播」だ。細菌では時折起こるが、多細胞生物の間ではきわめて稀な現象である。
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