未解決ミステリー:近づいた者が次々と倒れる「猛毒女」と呼ばれた女性の真実とは? (2/4ページ)
Mysterious Body Fumes cause ER illness
・ラミレスの体にいったい何が?
だが、医療スタッフたちが体験した不可解な症状については説明がつかないままだった。当初、瀕死のラミレスの体から拡散した有害ガスにやられたようだと報道された。
症状の多くが、農薬や化学兵器に使われる化学物質、有機リン酸エステルによる中毒と似ていたからだ。
だがラミレスの遺族はべつの意見だった。有毒ガスのせいだという話は病院による隠蔽だと主張したのだ。
ラミレスの死にまつわる異様な状況のせいか、医療スタッフが犯したミスを病院側が患者のせいにしようとしていると思い込んだのだ。
また、集団が脅威に直面したときに似たような心理的、身体的症状を発症する集団ヒステリーの異様なケースだという説もあった。
ラミレスの遺体は解剖され調査されたが、有機リン酸エステルやその他の疑わしい薬剤の痕跡は見つからず、この大騒ぎの原因はやはりはっきりしなかった。
The Bizarre Toxic Death Of Gloria Ramirez
・ありえなさそうな仮説が1つでたのみで、原因は不明のまま
1997年、ある科学者グループがこの事件を見直し、可能性はないことはないが、とてもありえないような説を打ち出した。
核兵器開発でその名を知られた、ローレンス・リバーモア国立研究所の研究者たちが、この不思議な状況を長く複雑な連鎖反応の結果と説明した。