Code for Historyの古地図サイトライブラリ「Maplat」、オープンソースライセンスを一時停止し、制限付きライセンスの準オープンソースへ変更 (1/4ページ)

バリュープレス

Code for Historyのプレスリリース画像
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IT技術を歴史研究に応用する任意団体Code for History(代表:大塚恒平、相模原市)は、これまでオープンソースで提供してきた古地図アプリ作成ライブラリ群のMaplatシリーズについて、公開中の最新バージョンより、制限付きの準オープンソースライブラリに変更します。一部の悪質なただ乗り利用者(フリーライダー)へのライブラリ及び特許の利用権を制限するための対応で、そのため厳密な意味でのオープンソースではなくなりますが、新規を含めた名指しされない通常の利用者に対しては、これまでのApache2.0ライセンスに準じた利用権で提供されます。

準オープンソース化の経緯

これまでCode for Historyでは、古地図アプリ作成ライブラリのMaplatとそのエディタであるMaplatEditor、座標変換ライブラリであるMaplatTin、UIがなくAPIのみで動作するMaplatCore、モバイルアプリ開発向けのMaplatiOS、MaplatAndroidなどを、すべてオープンソースで公開してまいりました(https://code4history.dev/index_ja.html)。オープンソースとしました理由は、使いやすいライセンスで提供し、広く多くの方に利用いただくとともに、それ以上に広く様々な方の金銭的、開発参加、間接サポートなどの支援を受け入れ、閉鎖的な開発を行うよりも多面的で開かれ、スピーディな開発を実現するためでした。
2015年の公開以来、いくつかの利用事例をいただくとともに、有形無形の支援もいただきました。結果、競合商用サービスをも上回る性能を実現し、複数の技術賞を受賞するほど、技術として発展できております。

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