キングオブコント 2013年王者かもめんたる・岩崎う大が語る「志村さんのディフォルメの凄み」 (1/2ページ)

日刊大衆

志村けん
志村けん

 みんな大好き志村けん氏。今回、本誌では「女性」という観点から氏を検証。といっても、下衆雑誌と一線を画す我々、スキャンダルな下半身ネタには目もくれず、「ネタにおける女性の役割」にのみ着目。そこから見えてきたものとは?

――う大さんは志村さんの演技のうまさをどう見てますか?

 攻めも受けも両方できる方という印象が強いですね。

――「攻めと受け」は「ツッコミとボケ」とは違うんですか?

 役割としてはそうなのかもしれないけど、例えば加藤茶さんのボケをリアクションで返すことが「受け」で、志村さんはそれが上手なんです。

――ひとみばあさんをはじめとした“女形”としての志村さんはどうでしょう。

 ディフォルメがうまいですよね。おばあさんの形態模写がうまくて、そこに志村さんのオリジナリティを加えている。僕たちがコントで女性を演じる時の、ここはあえて“ふざけ方”と言わせていただきますけど、その表現は志村さんをイメージしているんです。

――志村さんがひな形を作った。

 志村さんに言わせたらもっと前からあるものなのかもしれないけど、僕たちにとっては志村さんが教科書になっています。「いそうだな」と「いねぇだろ」のバランスが絶妙で、ずっと見ていられる。志村さんがその人物になり切っている、憑依させているということだと思うんです。

――志村さんには、ひたすら切ないコントもあります。

「人間を描きたい」という想いがあったと思うんです。そうなると「笑えるだけの人生じゃないだろう」となっていくんじゃないでしょうか。

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