「光熱費を安くする」真の裏ワザ!「自宅のあの数字」知っていますか? (2/2ページ)

日刊大衆

配電盤には「30A」「50A」など、使用アンペア数が記されているので、確認してほしい。

「50Aだったら、3LDKクラスの広いマンションや一戸建てに対応できる容量です。世帯数や電気の使用量にもよりますが、ご自宅が2LDKのマンションなら、50Aだと少し多めの容量になっていて、割高の電気料金を支払っている可能性があります」(前同)

 目安としてはワンルームマンションなら「20〜30A」、逆に広めの戸建ては「60A」が最適だという。

 前出の二宮氏も、アンペア数の変更を見直しの第一歩に挙げる。

「アパートなどでは、新築時に30Aに設定されています。しかし、ペットなどがいて一日中、家電のスイッチが切れない家庭が入居すると、高いアンペアへ変更するケースがあります。そういう高いアンペア数の契約が残ったままの部屋に、引っ越してしまうこともあるので注意が必要です」

 しかし、アンペア数の変更には電気工事が伴うケースもあり、賃貸住宅の場合、家主の許可が必要になるので、必ずしも変更できるとは限らない。また、支払い方法がクレジットカード払い限定などと条件があるが、「基本料金ゼロ円」をうたう新電力会社もあるので、
条件をクリアできる人は検討の余地はありそうだ。

 たとえ、基本料金の見直しはできなくても、使用料金の見直しはやるべきだろう。

 電力各社では、1KWh(キロワットアワー=1時間の消費電力)ごとに単価が決められている。たとえば、東京電力などでは、1か月あたりの消費電力は「ゼロ〜120KWh」「121〜300KWh」「301KWh〜」の3段階制になっており、段階が上がるごとに単価が上がる。

「新電力会社の中には、2段階目、もしくは3段階目から単価を安く設定したり、段階の壁を取っ払って単価を統一している会社もあります。検針票に月のKWhが記載されているので、それを参考にプランを見直したらいいでしょう」(前出の東氏)

 現在発売中の『週刊大衆』4月19日号では、新プランが乱立するケータイ料金のなかでも損をしないお得なプランを紹介している。

「「光熱費を安くする」真の裏ワザ!「自宅のあの数字」知っていますか?」のページです。デイリーニュースオンラインは、節約マネーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧