会社の成長が止まる…社長がボトルネックになる会社 (1/3ページ)
年商5000万円であっても、年商100億円であっても、経営者ならば事業や会社の成長を目指す気持ちは同じ。しかし、やはり誰もが望み通りの結果を得られるわけではない。
売上が停滞していたり、新事業が当たらなかったり、経営上の壁にぶつかっているなら、「経営者である自分」の仕事や考え方から見直すべきかもしれない。会社の規模や年商ごとに、経営者に必要とされるマインドも、やるべき仕事も違うからである。
『ゼロから年商10億円企業を創る』(松本剛徹著、ぱる出版刊)は、そんなことを教えてくれる一冊だ。会社はステージごとに直面する問題の性質が変わるため、それに対処するために経営者自身が自分を変えていかなければいかない。
今回は著者の松本剛徹さんにインタビュー。年商1億円未満から年商10億円まで、会社が直面する問題について語っていただいた。その後編をお届けする。
■社長がボトルネックになって成長が止まる会社と伸び続ける会社――社長がボトルネックになって会社の成長が止まるケースもあると書かれていました。これは具体的にはどういうケースなのでしょうか?
松本:これは簡単で、社長が全部ひとりでやろうとがんばりすぎているケースです。
――年商1億円までは、営業から商品開発、事務にいたるまで社長が一人でこなすケースは珍しくないそうですね。
松本:そうですね。ただ、年商5億円くらいになってもまだその状態だと、それ以上の成長ができなくなってしまいます。社長が一生懸命目の前のことに取り組みすぎると、案外会社は伸びないことが多いんです。
――がんばって目の前のことに取り組んでいないと不安なのかもしれないですね。
松本:そうですね。そして、そういう経営者ほど、仕事を他の人に任せるのが苦手だったりします。