やせ細った犬が空腹に耐えきれず、屋台の椅子に顔を乗せ、人間が食べ物を分けてくれるのを待ち続ける(メキシコ) (2/3ページ)

カラパイア




 野良犬の姿が路上でよく見られるというメキシコでは、親切な人が野良犬に食べ物を分け与えることもあるが、虐げられることもあるという。

 投稿された写真には、屋台の椅子に1匹の犬が頭を乗せている。犬の腹部からは肋骨が浮き出ており、かなりの飢餓状態にあるようだ。

 野良犬と見られるその犬は、とてもお腹が空いていたのだろう。店で食事をしている客から、食べ物を分けてもらうのをじっと我慢強く待っているようだ。

 だが、その客は犬の存在に気付いているのかいないのか、写真を見る限りでは犬の方を全く見ていない。


・やせ細った犬のせつない仕草が多くの人の胸を打つ

 Twitterでこの記事を紹介したサイトによると、写真を撮影した人物は、偶然店の顧客として来ていたようだ。

 犬が自ら近づき、じっと待っている姿が見えているのに、無視する客に憤りを感じ、Twitterには「空腹を(言葉で)訴えることができない犬を無視するほど醜いことはない」と批判的なコメントが綴られていた。

 その一方で、「この犬だけじゃなく、空腹の野良犬に会った時にいつでもあげられるように、犬が食べられるものを入れた袋を持ち歩くのもいいよね」という提案するユーザーもいた。

 また、偶然この犬を見かけたというユーザーもいて、「会う度にタコスを買ってあげている」というコメントもあった。
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