やっぱり九州人は鶏がお好き? もつ鍋VS水炊き「福岡の鍋決定戦」を制したのは... (2/3ページ)
一方、水炊き派の割合が特に高い地域としては、福島(75.0%)、滋賀(88.9%)、佐賀(75.0%)、宮崎(80.0%)が挙げられる。
水炊きは鶏肉をメインの材料として使うため、鶏肉の特産地である宮崎で推されるのも納得だ。
鶏肉の消費量が多い九州全体では、水炊き派の割合が58.4%と、全国平均よりかなり高め。
さて、最も気になるのが地元・福岡での結果。詳しい割合を見てみると、58.1%が「水炊き」、32.6%がもつ鍋、9.3%がその他だった。
福岡市が運営する画像検索サイト「まるごと福岡・博多」内の水炊きに関するコラムには、
「福岡・博多で鍋というと、若者は『もつ鍋』を思い浮かべ、博多に長く暮らしている者は『水炊き』を思い出すことでしょう」
という記述がある。その根拠までは述べられていないものの、思い当たる人もいるのでは。
今度は年齢層ごとに調査してみても、おもしろい結果が得られるかもしれない。
また、同サイトで「鍋物」を検索するとモツ鍋と水炊きの他に、高級魚「クエ」(福岡では「アラ」と呼ばれる)をメインに使った「アラ鍋」が紹介されていた。
水炊きは「昔ながらの日本料理」ではない?ところで、もつ鍋と水炊き、それぞれの起源をご存じだろうか。

福岡のもつ鍋専門店「もつ鍋 こうづき」の公式サイトには、以下のような説明がある。
「もつ鍋のルーツとしては、第二次世界大戦後まで遡りますが、当時、炭鉱夫として働いていた朝鮮の人々がアルミ鍋でホルモンとニラを炊いて醤油味で食べていたのがルーツと言われています(中略)ホルモンは、関西弁で『放るもん』、つまり『捨てるもの』というところから来ています。