岩に挟まった我が子を救うため、母犬が人間に助けを求める(アメリカ) (1/3ページ)
image credit:Nadia Delicati
我が子の居場所をいち早く見つけ出したのは、母犬だった。
アメリカのペンシルベニア州で、生後8か月のゴールデン・レトリバーの子犬が行方不明となる出来事が発生した。
岩の下に頭部が挟まれ動けなくなっていた子犬の居場所を嗅ぎ分けた母犬は飼い主に助けを求めた。飼い主は消防隊員に連絡し、無事に小犬は救助された。
Lake Winola Dog Rescue
・生後8か月の犬が行方不明に
ぺンシルベニア州レイク・ウィノーラに住むナディア・デリカティさんは、3月21日の夜仕事から帰宅した時、生後8か月のゴールデン・レトリバー“ブランディ”がいなくなったことを夫から聞いて、すぐに近所を探し回った。
名前を呼んで探すも見つからず、ナディアさんはSNSで情報を呼びかけた。しかし、その日ブランディが戻って来ることはなく、ナディアさんは不安の一夜を迎えた。
翌22日、ナディアさんはブランディの母犬にあたるベイリーを連れて、自宅庭から繋がっている森へと散歩に出た。
すると、ベイリーは森の中の洞窟の形をした大きな岩に近付き、狂ったようににおいを嗅ぎ始めた。
普段とは様子の違うベイリーをナディアさんが不審に思った直後、ベイリーが助けを求めるように走って来たため、ナディアさんが岩に近付いてみると、岩の下に頭部が挟まれた状態のブランディを発見した。