5000年前の精巧に彫刻された石球の謎(スコットランド) (4/6ページ)

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新石器時代に分類された石球
image credit:Johnbod / WIKI commons

 見事なもののひとつに、タウィー・ボールがある。これは、粒子の細かい黒石を刻んだもので、表面に4つの特徴的な円盤が彫られ、そのうち3つの円盤には美しく複雑な模様が刻まれているが、もうひとつの円盤にはブランクになっている。

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credit:public domain/wikimedia

 これは、1860年頃、アバディーンシア州タウィー、グラシュール・ヒルの斜面の地下深くに排水溝が建設されていたときに発見された。

 これらの石の用途について、錘、武器、儀式用の道具、職人の技術を示す見習いの作品など、さまざまな可能性が言われている。

 部族の集会で発言権のある者が持つ、"スピーカーストーン"として使われていたのではないかという説もある。

 オーストラリアのアボリジニが岩絵の文化を活用していたように、刻まれた彫刻は歴史的な出来事を記録し、記憶の助けにするものだったという主張もある。

 これら球体の模様や形は、棍棒や斧のヘッドにも見られ、スコットランド各地で発見された岩絵にも反映されている。
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