5000年前の精巧に彫刻された石球の謎(スコットランド) (1/6ページ)

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5000年前の精巧に彫刻された石球の謎(スコットランド)
5000年前の精巧に彫刻された石球の謎(スコットランド)

credit:heraldscotland

 スコットランドで、先史時代の石の球が500個以上も発見された。驚くのは、これらひとつひとつに非常に精巧な螺旋、円、曲線、滑らかなカーブなどの模様が描かれていることだ。

 現在でも、家の装飾品として十分に使えるほどのできだ。さらに、熟練の職人技を思わせるコブのようなものや、小さなプラミッドがついていたり、Covid19コロナウィルスそっくりの円や突起のついた模様もある。

 非常に謎めいていて好奇心を煽られ、庭の装飾物なのか、文鎮なのか、窓枠の飾りか、いったいこれらはなんのために使われたものなのか、議論が尽きることはない。

 そして今、スコットランド国立博物館で、5000年前のこれら装飾ストーンボールの謎を解き明かすべく、新たな試みが行われている。
・謎に包まれたスコットランドの石球

 スコットランド国立博物館では、これまで発見されたものを分類した何百もの記録を徹底的に調べたり、バーチャルリアリティ技術や市民科学を利用したり、そして、行方不明になっている少なくとも2つのボールを探す作業が行われている。

 この不思議な球体のほとんどはスコットランド北東部のアバディーンシア州(現在のアバディーン州)で発見されたが、正確な発見場所はほとんどきちんと記録されていない。これらが歴史的に重要なものだと今ほどは思われていなかったからだろう。

 そのため、考古学的な宝としてしかるべき機関に引き渡されることなく、見つけた者がまだそのまま手元に置いている可能性がある。売り払われたり、忘れ去られたり、窓枠に取り付けたままになっているものも多々あるかもしれない。
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